第86回伊勢原リサーチセミナーが開催されました!
お知らせ
11月27日(木)に東海大学伊勢原キャンパスにて,恒例の伊勢原リサーチセミナーが開催されました。
総合司会を当教室の駒場 大峰教授にお務めいただき、腎移植に関連する話題についての講演が行われました。
一般講演は、当教室の臨床助手の奥野 由莉子先生が「血中Gd-IgA1高値が持続し,移植後3年でグラフトロスに至った一例」と題して、腎移植後比較的急激な経過で透析再導入に至った示唆に富む一例についてご発表いただきました。
特別講演は、香川大学医学部附属病院 腎臓内科 病院准教授の祖父江 理先生をお招きし、「内科医による腎移植臨床研究の挑戦〜腎性貧血治療を含めて〜」と題して、ご講演いただきました。前半は、内科医の目線から腎移植管理を行うこと、そして臨床研究に携わっていくこと、についてお話しいただきました。後半は、祖父江先生が中心的に行われている香川県における慢性腎臓病の進展予防についての取り組みについてお話しいただきました。
現地、webともに医師、看護師、管理栄養士、臨床工学技士など多様な職種の方々がご参加くださり、熱心に耳を傾けておりました。
遠方からお越しいただいた祖父江先生、奥野先生、また、ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。

