当教室の沿革
当教室は腎疾患および代謝疾患を専門的に診療することを目的に、1983年4月に内科学第四内科より独立し、第七内科として設立されました。
創設に尽力されたのは堺秀人先生(当時助教授、1987年4月に教授就任)で、8名の教室員とともにその歩みを始めました。
血液浄化療法や腎移植、腎不全合併症の管理については、東海大学医学部発足時より移植学教室(佐藤威教授、辻公美教授)の腎センター内科が中心を担っていましたが、1996年7月に黒川清先生が医学部長に着任後、同グループと第七内科が統合して「腎・代謝内科学」となり、現在の「腎内分泌代謝内科学」へと発展してきました。
教室発足当初より国内外で活躍する錚々たる教授陣を擁しており、前述した堺秀人教授、黒川清教授以降も、斎藤明教授、宮田敏男教授、深川雅史教授、遠藤正之教授、角田隆俊教授が着任し、人材の育成を行なっています。
2024年4月には駒場大峰先生が教授に着任し、設立当初からの理念を受け継ぎ、腎臓領域、内分泌代謝領域それぞれの診療と研究・教育の発展を目指して取り組んでいます。