第85回伊勢原リサーチセミナーが開催されました!
お知らせ
3月3日(月)に東海大学伊勢原キャンパスにて,恒例の伊勢原リサーチセミナーが開催されました。
総合司会を当教室の駒場大峰教授にお務めいただき、FGF23に関連する話題についての講演が行われました。
一般講演は、伊勢原協同病院の田中 寿絵医師が「FGF23と分泌型Klothoの交互作用が透析患者の心血管イベントに及ぼす影響:東海透析コホート研究」と題して、発表いただきました。
特別講演は、東京大学大学院医学系研究科 難治性骨疾患治療開発講座 特任准教授の伊東 伸朗医師をお招きし、「骨粗鬆症治療薬の使い方/後天性骨軟化症」と題して、骨粗鬆症治療薬のうち骨吸収阻害薬、骨形成促進薬をどのように使い分けるかという話から始まり、FGF23関連低リン血症性骨軟化症の診断フローや、最近New England Journal of Medicine誌に掲載された「自己免疫性骨軟化症(autoimmune osteomalacia: AIO)」についての話題、未発表の研究データに至るまで非常に幅広くご講演いただきました。
現地、webともに医師、看護師を含めて多くの方がご参加くださり、熱心に耳を傾けておりました。
週の初めにもかかわらずお越しいただいた伊東先生、田中先生、また、ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
