東海大学医学部腎内分泌代謝内科

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研究活動

豊田先生,小泉先生,金井先生,駒場先生,木村先生,和田先生,角田先生,深川先生が共著者となっている論文「Evaluation of ABCG2‐mediated extra‐renal urate excretion in hemodialysis patients」がScientific Reportsに掲載されました.

https://www.nature.com/articles/s41598-022-26519-x

Evaluation of ABCG2‐mediated extra‐renal urate excretion in hemodialysis patients

Yuki Ohashi, Masao Toyoda, Nobumichi Saito, Masahiro Koizumi, Genta Kanai, Hirotaka Komaba, Moritsugu Kimura, Takehiko Wada, Hiroo Takahashi, Yuichiro Takahashi, Naoto Ishida, Takatoshi Kakuta, Masafumi Fukagawa & Kimiyoshi Ichida

尿酸トランスポーターABCG2は腎外尿酸排泄の大部分を担っており,その機能不全は高尿酸血症や痛風の原因となる.末期腎不全ではABCG2を介した腎外尿酸排泄能は未解明であり,尿酸排泄が腎外経路のみに依存する無尿の血液透析患者123名を用いて,腎外ABCG2の評価をおこなった.結果,血清尿酸値はABCG2機能障害で有意に増加しており,腎外ABCG2は血液透析患者の1日の尿酸産生量の約60%まで排泄できることがわかった.本研究は腎機能障害患者の尿酸ホメオスタシスにおける腎外経路の重要性を示唆するものであった.

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