東海大学医学部腎内分泌代謝内科

受診される方・医療機関の方へ

充実した環境で多彩な経験を積み
腎臓病の治療法開発に挑もう

腎内分泌代謝内科 准教授・腎・血液透析センター長
和田健彦
腎内分泌代謝内科 准教授・腎・血液透析センター長和田健彦

充実した環境で多彩な経験を積み
腎臓病の治療法開発に挑もう

腎内分泌代謝内科 准教授・腎・血液透析センター長
和田健彦
腎内分泌代謝内科 准教授・腎・血液透析センター長和田健彦

腎臓への苦手意識が一変した研修医時代

医学生や若手の先生と接していると、腎臓に苦手意識を持っている人が多いと感じます。実はかつての私もそうで「腎臓は難しいから自分には無理だろう」と思っていました。しかし、研修医として内科全般の患者さんを診る中で、その考えは一変しました。当時の腎臓の指導医の先生が、腎臓に問題を抱える方や体液のバランスが崩れた方に、輸液や利尿薬を上手に使うことで症状を改善する様子を見て、やりがいや興味を感じたのです。そして、腎臓の道に進もうと決意しました。

その後は東京大学の大学院に進みましたが、入局を決めた時の教授が東海大学に移って研究室を設立されたため、国内留学という形で東海大学で実験・研究を行いました。東海大学とのご縁はこの時から始まっているわけです。それから、米国・シアトルのワシントン大学に約4年間留学し、腎臓の「糸球体足細胞」についての研究に打ち込む日々を送りました。海外に出ると、客観的に日本を見る目が養われ、医療や仕事だけでなく社会に対する視野が広がります。また、海外の研究者や医師と連携を取ることもスムーズになります。若手の先生にはぜひ、海外留学をお勧めしたいと思います。

私自身の研究はその後も少しずつ続けており、現在はネフローゼ症候群等における蛋白尿のメカニズムの解明に挑んでいます。ネフローゼは長年にわたって付き合わなければならない病気なので、患者さんの負担を減らすべく、研究に邁進し続けたいと考えています。

帰国後は東京大学で約10年間学生・研修医等の指導にあたったのち、2015年10月に東海大学医学部腎内分泌代謝内科に着任し、腎臓チームのとりまとめ役をさせていただいております。腎臓と向き合う日々は、30年弱にわたっています。


豊富な経験を積める環境で、研鑽の日々を送って欲しい

腎内分泌代謝内科 准教授・腎・血液透析センター長 和田健彦
東海大学医学部腎内分泌代謝内科の特長は、非常に多彩な経験を積めるところです。
末期腎不全に至ってしまった患者さんへのアプローチには、血液透析、腹膜透析、腎移植の三つがありますが、当科では全ての治療法に対応しています。一般的に腎移植は、通常の治療とは切り離して外科チームが対応することが多いのですが、私たちは移植外科と密に連絡を取り合い、治療方針を定めたり、手術後のフォローを行っています。内科と外科のスムーズな連携が確立している医療施設は実はめずらしく、当科では貴重な体験ができると自負しています。

また、患者さんの数が多いため、初期段階から末期段階まで、さまざまなステージの患者さんを日々診療し、経験を積むことができます。中には、慢性腎炎などで20年以上経過を診ている方もいて、腎臓病が長期間にわたってどのような経過をたどるのか、見識を深めることができます。

当院の外来診療はなかなか忙しく、私は午前中だけで25〜30人の患者さんを診ています。そんな慌ただしい日々の中でも大切にしたいと思っていることは、診療をただこなすのではなく、そこから貴重な知見を得て研究を進め、最終的には論文として報告することです。そしてそれは、科全体として大切にしている理念でもあります。若手の先生方にも、診療と研究の良い相互関係を築くことを心がけていただければと思います。


後進の育成や社会的な取り組みに尽力する日々

腎内分泌代謝内科 准教授・腎・血液透析センター長 和田健彦
現在当科には20名弱のメンバーがおり、私は若手を育成する立場にいます。このチームのメンバーは、ベテランも若手も非常に研究熱心で臨床の能力も高く、優秀な人材ばかりです。人間的にもすばらしい方ばかりなので、一緒に働いていて楽しいですし、頼もしく感じています。透析をはじめとした日本の腎臓病治療技術は世界的にも進んでいますが、一方で腎臓については解明されていない部分も多く、発展途上の分野だといえます。ぜひ、意欲のある若い先生方にチームに加わっていただき、切磋琢磨しながら新しい治療を開発していきたいと考えています。

私は現在、厚生労働省の助成事業である「ネフローゼ症候群診療ガイドライン」の作成や、学会が進める新腎臓専門医制度についての検討など、社会的な取り組みにも携わっています。専門医を目指す若い先生方にも、最新情報をお届けしていければと考えています。

病院での診療と自身の研究、そして社会的な取り組み。忙しくはありますが、医学界の未来に携われることは喜びであり、大きなやりがいを感じて日々を送っています。

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